だれもしらないおとぎ話。

いつもどこかで恋してる

最後の幕が上がる前に。―エーステ秋冬公演、千秋楽前夜

1月31日に幕を開けたMANKAI STAGE『A3!』~AUTUMN & WINTER 2019~も、もうすぐ終わりを迎えようとしている。東京凱旋公演の千秋楽まで、後1日。

 

あっという間だ。春夏って謎の空白期間が存在したせいでトータルすると期間としてはすごく長かったから、凱旋公演が始まったときもまだ観られるんだ!って思ってたけど、その時の感覚で生きてたら凱旋公演が来るのがあっという間すぎてびっくりしちゃった。この間始まったばっかりなのに。

それでも大阪から凱旋まで少しだけ日にちが空いたから、ずっと読み返そうと思ってた原作ストーリーを読んでみました。

あの四角い画面の中には、その場にいる全員が映し出されるわけじゃない。例えばリビングに劇団員全員が集まってたって、その事実だけが存在して、プレイヤーの目に見えるのは今言葉を発している数人だけ。その時に、今この画面に映っていない人が果たして何をしているんだろうってところまで、あんまり考えないじゃないですか。…勿論考える人もいるかもしれないけど、少なくとも私は、目の前のストーリーを追うのに一生懸命で、目の前で話している人から発される言葉を受け止めるのが第一だった。四角い画面上だと、視点の選択肢があんまり無いんですよね。

でもそれが舞台になると、何してるんだろう?って考える必要もなく、そこで誰かが何かをしてるんです。何かしてるって言い方もおかしいかもしれないけど、舞台裏に引っ込まない限り、話題の中心にはいない人でも「今、何をしているのか」がわかる。当たり前のことだけど、これってものすごいことだった。

 

原作ゲームをやってる方は是非バッドボーイポートレイトの一番最初、第2話『秋組のオーディション』だけでも読んでみて欲しいんですが、秋組オーディションがついに始まるぞ!ってシーン。まず最初に太一くんと臣くんがオーディションに来てくれるじゃないですか。

この後、臣くんが夏組のときにお手伝いをしていた顔見知りだったこともあって、みんなが臣くんに話しかけて、臣くんの話をして盛り上がるんです。それはプレイヤーであるカントクも同様だから、その視点でしかこちら側には情報が与えられないんですけど、これが舞台になると視点の選択肢が増えるんですよね。
初めて秋冬公演を観た時、綴くんと椋くんが嬉しそうに臣くんへ顔を向けている間、確かにその奥には誰にも見てもらえなくって手持ち無沙汰になっている、ゲームの画面上には一切出てこなかった七尾太一くんの姿があって。凱旋公演あたりでこそ、綴くんが太一くんのことを見てぺこぺこ頭を下げるようにはなったんですけど、それはまるでずうっと誰からも見てもらえず、影の薄い存在として生きてきた太一くんのこれまでを表しているようでした。
ゲームの画面で見ていたときにはあんなに違和感もなくって、なんでもなかったその一瞬にひとりの人間の人生が映し出されていることに気付いて、まるで頭を殴られたような心地で。

現実世界に生きる私たちにも、人の数だけそれぞれの人生があるように、キャラクターにだって勿論1人ひとりの人生があります。A3!っていう作品は、もともとそれをとても丁寧に描いてくれていると思っているんですが、舞台という形になることによってその丁寧に描かれたそれぞれの人生が交錯する物語の主軸となる人物を、自分で選べるようになるんだなってことに気付きました。
私はずうっと七尾太一くんを見て、彼の行動全てを追いかけていたから、彼の楽しそうな顔も、悩む顔も、罪悪感に押しつぶされそうな顔も、そして何より、大好きな仲間と立った舞台の上からあふれんばかりの拍手で埋め尽くされる劇場を見つめる顔も、何一つ見逃したくないと思うものばかりだと知っています。だって全てが七尾太一くんの人生を構成する大切な感情だから。そうやって太一くんの姿を見つめ続けた時、私にとってあの物語の主役は間違いなく七尾太一くんでした。

そうしてきっと、私が太一くんを見つめたように、万里くんや十座くんを、左京さんや臣くんを、冬組の皆さんや、春夏組、裏方組や、GOD座のお二人を主役としてあの物語を追いかけた人もたしかにいるんだろうと思います。


『夢を見る全てに脇役なんていないはずさ』

 

原作のテーマ曲のそんな一節を思い出すような、間違いなく、誰もが主役に成りうる作品でした。

 

ここで太一くんを演じてくださっている役者さんのお話をさせていただきたいのですが、前回のブログで私が話題にあげていたオトメディアの2月号、そこで彼は自分が演じるキャラクターへ一言言葉を手向ける枠で「太一は僕が主役にする」と、そうコメントされていました。

これ、最初は太一くんが秋組のお芝居(エーステでいう劇中劇)で主役を務めることになるとき、やっぱりその"主役を務める太一くん"の姿をこの世界に存在させられるのは赤澤くんだけで、そこまで七尾太一くんと一緒に歩んでくれるのだと、そういう意味だと思ったんです。もちろんそれだけでも十分すぎるくらいの言葉だと思うんですけど。

自分が誰を主役とするかの視点を決められるんだって思ったとき、役者さんの演技や、役者さん演じるキャラクターに惹きつけられる人がいればいるほど、そのキャラクターを主役として物語を追いかける人が増えていくんだと気付けば、点と点が線で繋がるような気持ちでした。私の勝手な解釈だからご本人の意図しているところとはもちろん違うかもしれないけれど、彼が七尾太一くんの繊細な感情を丁寧に表現してくれるたび、七尾太一くんに目を奪われる人がきっと増えて、そうしてその人の中で、七尾太一くんが主役になるんです。ずっとずっと、人気者になりたい、愛されたい、誰かにこっちを向いて欲しいと願い続けていた太一くんが。

 

太一くんを主役としてあの物語をみて、私、もっともっと太一くんを大好きになっちゃった。もちろんお客さんとして秋組旗揚げ公演「なんて素敵にピカレスク」を観劇する私は太一くんのそんなバックグラウンドなんて知らないんだけど。

俯瞰した目線でも太一くんのことをこんなにも愛おしく思ってしまって、MANKAI カンパニーのお客さんとしてもあんなに儚い表情と明るい笑顔の両面を見せる演技のできる太一くんに目を奪われる。こんなにいっぱい好きになれるなんて贅沢だよね。羨ましいでしょ。

エーステ、本当に多幸感ばかりを与えてくれる。明日で秋冬が終わっちゃうなんて本当に信じられないけど、泣いても笑っても後一回。きっとまた私の大好きはもっと更新されるんだ。

 

太一くんへ、あなたの人生にこの客席から関われたことが、あなたが舞台上でこの上ない幸せを感じている瞬間に、その耳に届いた拍手の音のひとつとなれたことが、どうしようもなく幸せです。ひとつだけわがままを言ってもいいのなら、明日は「またね」って言わせてほしいな。

 

明日もみんなが、それぞれの形で、満開に咲き誇れますように。 

1月28日のわたしより

別に何を書くかも決めてないんですけど、もうすぐエーステの秋冬公演が始まってしまうと思ったらそわそわしちゃってどうしようもなくて。ただの感情の放出です。ヤマもオチも意味も無い。
っていうのを1月28日のわたしが書いていたので下書き供養しますね。勿体無い精神。
 
まあ徐々に理性を失っていっているのは間違いなくって、ただ今週に入ってからすんっと冷静な自分が出てきてるのも事実。なんていうか、こう、私の隣に私がぷかぷか浮かんで眺めてる感じ。幽体離脱か?
 
私の2.5次元舞台の最初は言うまでも無くテニミュだったんですけど、あの時って2.5次元にちょっと偏見があったから「キャラクターを観にいく」というのでも「舞台を観にいく」というのでもない気持ちだったと思う。なんていうかこう、何か新しいコンテンツをちょっとだけ覗き見してみるぞ。みたいな。つまみ食いくらいの気持ち。
その後見事に陥落してからは多分キャラクターを観にいってたのもあるけれど、役者を観にいってた気持ちの比率も大きくて、本当に純粋に「キャラクター」を観にいこうとしてるのって実は初めてなのかもしれない。春夏の時は最初のメインは”エーステを観にいくこと”と”推しの出演舞台を観にいくこと”って感じだったし。そして春夏感想ブログで何度でも言ったけどそこにいる彼らはただのキャラクターじゃないっていうのがもう気が狂うなによりの原因初日観劇したら過激派私が爆誕しちゃいそうで普通にこわいよね。いやなファンにはなりたくないけど根っこがリア恋同担拒否気質だから仕方ないんだわ。いえまあ害のあるファンにはしんでもなりたくないので抑えるけど。左京さんってそのあたり厳しそうじゃない?害のありそうなファンのことすぐ出禁にしそう。いいぞ~!(野次)
 
ああ~~だめだな、どきどきしてきた。書いてたら冷静な自分なんかどっかにいっちゃった。どうしよう!本当に本当に大好きな役者が板の上に立ってる姿を見られることがどうしようもなくこのうえなくうれしいよ~~!毎日しあわせを噛み締めている。実際問題「MANKAIカンパニーの七尾太一」はこれが初お披露目のはずだからどこでそんなに好きになった?って感じではあると思うんですけど、大丈夫。『なんて素敵にピカレスクの初日の客席に座って太一くんが板の上に立っている姿を見て感動する私の立場は3パターンくらい用意してある。なんならそのうちの1つの立場にたってもう手紙も書いた(???
 
あと最近一生この話をしてるんですけどオトメディアの赤澤くんがほんっとうに天才すぎてびっくりしちゃった。間違いなく最高なのはもともとわかってたけどなんかもうそれを軽く飛び越えるくらい最高を確信した。最高の更に上って何?なんでもいいけどとにかくみんなオトメディア2月号のエーステ特集読んで!
七尾太一くんに向き合うときの私ってずっと彼のファンだったから(あと彼女)(それからカントク先生)、赤澤くんの視点に目から鱗って言うか、あ~~そんなこと言えちゃうの!?になった。うらやましくってどうにかなりそう。太一くんが焦がれてもがいてずっと手に入れたかったもの、原作ゲームではその手に掴み取ることができたけれど、エーステの太一くんをいつか主役として輝かせるのは赤澤くんなんだなと思ったらもうそんなのうらやましくないわけないよね。私のいとしくてしょうがない人が一番欲しかった物を掴み取るために手を伸ばせる人ってこの世界に赤澤くんだけなんだよ。すっごい…。私がもし太一くんの彼女だったとしても(??)選択肢が与えられるのであればそっちを選んじゃうかもしれないくらいには七尾太一くんと背中合わせで、横並びで、時には互いに引っ張り合って一心同体で一緒に歩んで行ける赤澤くんに羨望のまなざしを向けてしまうな。あ~~ヤバ…はやく秋冬が観たい…。
 
3日後の私へ、生きてね。
 
 
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37日後の私より、生死の判別がつかない。
 
エーステを観てないときの自分があまりにもずっとふわふわしててよくわかんない。ちなみに過激派リア恋拗らせ芸人は元気に産声を上げてるから心配しておいて良かったね。あと一番最後に書いてる話について私から私へいいたいことがあるのでそのうち書きます。
 
秋冬、もうすぐ終わっちゃうよ。劇場へ行けば大好きな人に会えるいまって、きっとすごく贅沢な期間だ。

あなたと生きられる世界はきっとどこまでもまぶしい─「MANKAI STAGE A3! ~SPRING&SUMMER 2018~」に寄せて

https://twitter.com/yyyk838/status/1059370911629946880

 

 

これは私のつぶやき。ふと思った。いやずっと考えていたことだったけれど、春夏公演の千秋楽を迎えて、秋冬公演の全情報が解禁されて、私の大好きな七尾太一くんのビジュアルが発表されたときに、それがより実感を伴って身に染みた。ずっとずっと、舞台の上に立つ七尾太一くんに惜しみない拍手を送りたかった。それが叶う。しかも何がすごいって、ただ「七尾太一」をこの目で見られるだけじゃない。「七尾太一の演じたベンジャミン」を観て、「七尾太一の出演舞台」の幕が下りるその瞬間に拍手を送れる。すごくない?すごい!!他を下げる意図でこれを言うんじゃないっていうのを前置いたうえで、これまでの数多ある2.5次元舞台の中でこんなにも2次元と3次元の境界線を曖昧にする作品、無かった気がする。

 

幕が開く

そもそも、A3!というゲームがリリースされたときからずっと、これはきっと舞台化するんだろうなって考えてた。だってこれだけたくさんの作品が舞台化している中で、舞台とか役者とか劇場とかそういうものをテーマにした作品を舞台化しない手はなくない?いくらでもやりようがあるどころか、やりようしかない!だからエーステが発表されたときも「ついに来たか!」って感じだったし、どんな風にA3!の世界を、MANKAIカンパニーを表現するんだろうってずっとわくわくしてた。大好きな作品だし、敬愛してやまない演出家さんと脚本家さんだし、楽曲を手がけるのも最高の人だし、なんたって推しも出演するし、私にとってこんなに最高の舞台ある!?って、最高潮にあがったテンションで迎えた初日。

 

気が狂っちゃうかと思った。

 

確かに、間違いなくそこに生きてた。全ての幕が下ろされた瞬間、自分が今どこにいるのかすらわからなくなっちゃうくらい、彼らの世界に没入してしまった。最初こそ普通に観てたんですよ。メインのストーリーは大事なところを救い上げて丁寧に描いてくれるし、画面の上だけでは分からなかった微妙な表情の変化とか、動きとか、そういうところが可視化されることによってここってこういうシーンだったんだって新しい発見がうまれたりとか。そういう、2.5次元にすることで浮き出てくるものを受け取って、大好きなキャラクターたちが目の前で動いて喋る、それだけで十分すぎるくらい満足だった。のに!

 

演劇を始めた動機も、演劇に対する熱も、何もかもがばらばらで、上手くかみ合ってなかった春組が少しずつ少しずつ距離を縮めて、迎える本番当日。ついに初日ですね!って支配人と咲也が話して、「最初は二人だけだったのに、ついにここまで来られました。」って紡ぐ。紡ぎながら、天井に視線を向ける。「あ、」って思った。あ、いま咲也は劇場にいるんだ。お客さんが入る前の劇場で、幕が開く前の舞台の上で、支配人と話している。それが、今、ここなんだ。「よろしくお願いします、カントク!」ここまで、ここまでは私たちが「カントク」だった。元気良く頭を下げた咲也くんが、準備のために袖にハケる背中を見送った、その先。MANKAI劇場を思わせる真っ赤な緞帳だけが目に入って、耳に飛び込んでくるのが劇場アナウンス。

 

『本日はMANKAIカンパニー春組公演「ロミオとジュリアス」にご来場いただきまして、誠にありがとう御座います。』

 

ここからだった。ここから私たちはMANKAIカンパニーのお客さんになる。私が座っていたあの椅子が、MANKAI劇場の椅子になって、私が見ているその舞台が、MANKAIカンパニーの公演になる。アナウンスが終わって幕が開いて、シトロン演じるロレンス神父の語りが始まった瞬間にもうどうしようもなくうれしかった。

 

私がずっと観たかった景色ってこれだった。私、MANKAI劇場に足を運ぶお客さんになりたかったんですよ。「カントク」に個性的なキャラクターがあてられているから、ちょっとだけ感情移入しにくかったのもある。自分が若手俳優のおたくをしているから、役者を応援するっていうスタイルに共感できるのもある。いろんな理由が交わり合って、原作を楽しむ時は「MANKAIカンパニーのファン」としての楽しみ方をすることが多かった。そんな楽しみ方が、まさかこんな形で浄化されるなんて、思う?

 

ものすごく図々しい言い方をします。個人のブログだからゆるしてね。私、あの瞬間あの場所で、お客さんとしてキャスティングされたんです。そんなことってある?あるんですよ。エーステなら、エーステだから!ロミジュリの演目が終わって、最後の音が止まった瞬間、客席に拍手の渦が起こる。さっきまでロミオだった彼が、その音を聞いて佐久間咲也になる。「あ、」って顔して客席を見回すみんなと、「これ、拍手…!」っていう言葉。ここ、私の一世一代の演技ね。いやぜんぜん演技じゃなくて心からの拍手なんだけど。この舞台にはこの拍手が間違いなく必要なんですよ。「本日は誠に、ありがとうございました!」って春組みんなでお辞儀をして、幕が閉じていく。ぎゅうってズボンを握り締めて、何かを噛みしめるみたいに深々と頭を下げる咲也とか、お辞儀の後にまたぱっと顔を上げて客席にぶんぶん手を振っちゃうシトロンとか、私知ってるこういうの。舞台上のキャラクターが、めいっぱいの拍手を浴びて役者になる瞬間。こういうの、いろんな舞台で見てきた。生きてるんだよ。彼らがキャラクターを演じた「キャラクター」だってこと知ってるのに、間違いなく目の前で「役者」として生きた。生きてた!あの瞬間だけは、彼らが生きる世界に私も一緒に生きてた。エーステ、2次元を3次元に浮かび上がらせるだけじゃなくって、私たちを向こう側に引っ張ってくれる。贅沢だ。こんな贅沢しちゃったらもう二度とエーステから離れられなくなっちゃう。離れる気なんて微塵も無いけど!

 

時が動く

ここまでが初日の衝撃と多幸感の話。で、ここからはエーステにもうめちゃくちゃおびえた話。勿論いい意味で!

千秋楽って割とどの舞台でも特別になるもので、その日だけのちょっとしたちいさな追加演出があるタイプの舞台もある。まあそれが良いか悪いかみたいな話はここでは置いておいて、エーステも例に漏れずそれがあったんですよ。これは予想の範疇。

絶対演出変わるだろうなって分かってたのに、分かってたのに千秋楽のその日の春組公演が始まる前、いつもは「本番当日」(「春組初日」だったかも?記憶がちょっと曖昧)って出て来るスクリーンに「春組千秋楽」って出て来た。うわって思った。完全に別の日だった。支配人が慌てて降りて来て「千秋楽のチケットが完売しました~~~!」って、お客さんが満杯に埋まった劇場で言う。千秋楽の日に、チケットが完売している劇場で!ありとあらゆることが今ここのこの場にしかない事象過ぎて、何度も言っているけど自分の今いる場所が分からなくなるの。

いつもは幕が降りた所で2人きりで話してた咲也と支配人の会話が幕が降りる前に行われる。

 

「いよいよですね!」

「オレたち二人だけだったのに、あっという間ですね!千秋楽だなんて!」

「舞台は、あっという間に時間が過ぎていくんですよ!ラスト一回、頑張ってくださいね!」

「はい!『The show must go on.』 何があっても最後まで、皆で走り切ります!」

 

もう全然違うじゃん。千秋楽なの!語彙力が全く足りてないんだけど、全てが千秋楽なんだよ!!!その後、いつものように幕が降りて、いつもと違って至さんが出て来た瞬間、あ~~~~~~~って天を仰ぎかけた。舞台から目を離すわけにはいかないから概念だけに留めたけど。至さんが少し足を気にするそぶりを見せてしゃがみ込む。袖からシトロンがひょっこり顔を出して神妙な面持ちで「二日くらい前からおかしかった。公演中に怪我、したのネ。」っていう。これ、さっきまでの春組ストーリーの話で私が書いていなかったわけじゃなくて、本当の本当にこの日に初めて見た光景。

 

私、春組ストーリー読んでて最初のうちは至さんのこと全く食指に引っかかって来なかったんですけど、春組スト最後の最後、幕が降りた裏で思わず涙を流す茅ヶ崎至のスチルに心臓を鷲掴みにされた女なので、そこのシーンが無いのちょっと寂しいなあと思ってた。思ってたら、これだよ~~~~~!!!!!そうだよね、至さんの涙って初日を終えて公演期間をみんなと一緒に駆け抜けて、自分の不調すらも隠してまでみんなと舞台に立ちたいという気持ちに気づいてしまって、そしてたどり着いた千秋楽のその日だからこそこみ上げて来てしまったものだもんね……。全てが積み重なって、積み重なった時間があって初めて流す涙なんだよ。「ゲーム以上に本気になれるものなんて無かった」って言ってた至さんが、思わず涙を流してしまうくらい熱くなってることに気付いちゃった千秋楽っていう、特別な日。

 

も~~~それはさ、それはまさしく「千秋楽」じゃん!?しかも千秋楽”演出”じゃなくって千秋楽”公演”なんですよ。演出なんかじゃなくって、これがまさしく春組の千秋楽なんだよ。私の文章力が無さ過ぎて言いたい事の半分も伝わっている気がしないんだけど、体感としてはも~~~~~天才!?って気持ちで埋め尽くされる感じ。3次元の私から見て、何回公演に通ったって、どれだけ日替わり演出があったって、ただひとつ揺るぐことの無い筈の”舞台上で流れていた時間”が動いた瞬間。生きた。完全に生きたじゃん。だって彼らはあの瞬間「春組初日公演」から「春組千秋楽公演」までの時を確かに生きたってことが証明されたんだよ。もう完敗。いや勝負じゃないけど。負け負け!私の負け!もう好きにして!


その千秋楽の日にだけ、春組公演前の左京さんのお説教の内容も少し変わる。

 

「千秋楽だからって安易に”千秋楽スペシャル”的な日替わりネタに走って客を失望させる劇団を山ほど見て来た!新規の客もリピーター客も満足させて初めてうんたらかんたら…」

 

って、これ、メタネタ含んだギャグみたいに捉えることも出来るんだけど、違った観点で観ればこの言葉が出ることがつまり、この後に幕が開く春組公演は左京さんが忠告したとおり”千秋楽スペシャル”なんかじゃなくって、予定調和の日替わりじゃなくって、彼らの千秋楽公演の日に偶然起こってしまったハプニングであり、それを乗り越えるための突発的なアドリブなんだってことを証明しているんですよ。うわ、もう、本気か…??エモを作り上げる天才じゃない?こわ……。

 

あと春組の話だけでここまで使ってるけど夏組で印象に残った話もさせてほしい。夏組、「初日公演」の時のカテコでは一度お辞儀した後に、その状態のまま天馬が幸くんの手を握りにいって、驚く幸くんに対してみんなで手を繋ぐことを促すんだけど、「夏組千秋楽公演」ではもう当たり前みたいにみんなが手を繋ぐの。最後の音が止まった瞬間に、皆が立ち上がって歩み寄る。繋いだ手を高くあげて、皆一緒にお辞儀をする。そんな些細な変化。些細だけど確実な変化。そこに、確かに積み重なった時間が見えて、やっぱり泣いちゃいそうだったし、いくらでも惜しみない拍手を送り続けたかった。

 

ちゃんと私、MANKAIカンパニー春組と夏組それぞれの「初日」と「千秋楽」を見届けて、その成長を感じ取ったの。

 

生きる

役者が自分の演じたキャラクターとして役を演じるって言う複雑に重なったレイヤーの構造が私たちから役者の姿を隠して、キャラクターを“役者”として見せてくれるんだろうなあとそう思う。ここでいう「役者」は3次元の俳優さんで、「"役者"」はMANKAIカンパニーの劇団員のこと。これ、ネルケプランニング主催の「アイドルステージ」から通ずるものがあると思うんですけど、それについては説明すると本当に長くなっちゃうので自分たちの信じたいものをただずっと信じていてもゆるされるやさしい「大人のごっこあそび」の世界なんだってことだけ。気になった人は私に連絡ください。いつまでたっても大人のごっこあそびのことは、永遠に信じて愛してしまうんだよ。

 

そうしてMANKAI STAGE A3! SPRING&SUMMER~2018~の初日の幕が降りて、緞帳の向こう側から出てきたのは横田くんと陣内さんだった。だと思ってた。でも二回目のカテコに二人が登場した途端、私は彼らが今誰なのか分からなくなっちゃった。びっくりしたような笑顔で客席を見回す横田くんはあまりにも佐久間咲也だったし、少し赤くなった目で客席を満足そうに見つめる姿はまさしく皇天馬だった。「オレ、前アナ間違っちゃったんですよ!」「オレは今日も完璧だったけどな。」そんなのもうリーダーズの会話じゃんか。

基本的には役を降りた時点で役者は役者だと思っている人間だから、例えばSNSに役者さんが上げているツーショット写真は役者さん同士のツーショットであって、キャラクターのツーショットでは無いと思っているんだけど、エーステにおいてはその境界線が随分曖昧で、どうしていいか分からなかった。だって、咲也くんが言ってた通りに、役者が舞台を降りても物語が終わらないんだよ。

東京公演千秋楽の日、つまり初めての「千秋楽公演」の日のカーテンコールで「僕、初主演で初めての座長で、ほんとに怖くて、……でも、皆が優しくて、皆のことが大好きで、舞台って皆で作り上げるものなんだなって実感しました。」って言葉を詰まらせながら挨拶をする彼の姿は春組公演の千秋楽を終えた咲也くんの感情と重なった。なんていうか、ネルケのキャスティングの真骨頂を見た気持ち。もういつどこで聞いたのか忘れちゃったけど、テニミュのオーディションにおける選考基準の話の中で、顔や声、体格が似てるのももちろん大事だけれど、それより何よりその”キャラクター”としてのタネを持っているのかどうかが重要だっていっていた、そんなことを思い出した。

 

エーステって 舞台の上では基本的に役者の名前が出てこないというか、いわゆる「佐久間咲也役の横田龍儀でした。」をやらないんですよね。ラジオだったりオランジーナの生配信だったりのサブコンテンツではやるんですけど、私の記憶が間違ってなければ、劇場で、舞台上で彼らの口から彼ら本人の名前を聞いた覚えが一回も無い。前アナでも後アナでも、カテコ挨拶の時も、彼らは徹底して役名しか名乗らないんですよ。これは刀ミュもそうだった。役者が名前を名乗らないこともまた”キャラクター”を”役者”たらしめてくれるんですよ。どこまで優しいんだろう。どこまで、MANKAIカンパニーを存在させようとしてくれるんだろう。

 

少しだけ私の話になるんですけど、ずっと昔から漫画やアニメやゲームの世界が大好きで、本気でキャラクターに恋をしてはどうしたって世界が交わらない事実に泣いたこともありました。いやホントに。だからこそ、この世界に生きようとしてくれるコンテンツが好きで。例えばさっき例に挙げた「アイドルステージ」とか、「うたの☆プリンスさまっ♪」とか。「コンテンツ」って言っちゃってる時点で自分でぶち壊してる感じは否めないんだけど、これは便宜上。私は彼らがこの世界に生きているんだとずっと信じ続けるし、そして彼らもそれも信じさせてくれる。うれしいよね。だってそんなの相思相愛じゃん。

 エーステもきっとそれと同じで。同じだけど少し違うのは、彼ら劇団員の輝く場所がまさしく劇場だってこと。つらつら長く書いてきたけど、ここで最初の話に戻るの。劇場に立つ彼らの姿を見られるっていうたったそれだけの事実で、私の心はどうしようもなくふるえちゃう。その彼らの物語が、作り上げられたお話しじゃなくって、間違いなく今、私と同じ時間軸で彼らの公演が積み重なってるってそれを実感できることが、何よりの生の証なんだ。だいすきなひとと、同じ時間を重ねられるそんな奇跡を、実現してくれたのがエーステだった。

 

ああはやく劇場にいきたいな。ずっと欲しかったものをその手に掴んで、ずっと憧れてた場所に立つ。そんな太一くんが見る初めての景色の一部になってその網膜に残りたいし、太一くんの鼓膜を揺らす音のひとつになりたいよ。

初恋は一度きりじゃないー『マジLOVELIVE 6th STAGE』に行ってきました

 

皆さんの初恋はいつですか?
私は、先日二度目の初恋をしてきました。


…っていうポエムから始めるっていう約束をしてしまったので前置きとして書いておくんですけど、タイトルの通り5/27,28に行われたプリライ6thで歌われた来栖翔くんのソロ曲「初恋をまた始めよう」の話をします。ライブの演出やらなにやら全力でネタバレしますので円盤発売まで知りたくない人は自衛してください!


この楽曲はアニメ4期のマジLOVEレジェンドスターからDUET IDOL SONGの一つとして発売された来栖翔くんと日向大和くんのデュエットCDに収録されたソロ曲で、「初恋をまた始めよう」ってタイトルが発表された時点で割と泣きました。タイトルがエモ過ぎる。しかもこのCDが発売された二ヶ月後に「うたの☆プリンスさまっ♪ Repeat LOVE」っていううたプリゲームのストーリーの軸としては一番最初の話になるRepeatのVita移植版が発売されてるんですよ。つまりプリンスさまたちへの初恋をまたもう一度始められるタイミングでこの歌を歌うんですよ、そんなの無理です。更に言えばそのタイミングでこの歌を任されたのが今まで元気!明るい!楽しい!男気!みたいなソロ楽曲を歌っていた来栖翔くんだったっていうことにもエモさポイントを609ポイント追加したい。陳腐な言葉ではありますが「最高」という二文字を捧げるしかなかったです。


そんな感じでいざCDを手に入れて聴いてみたら、いやもう出だしの一音目からあまりのやさしさに涙腺が仕事しない。「何cmだっけ?お前と俺の身長の差って」「誰もが出来ない視点の二人さ、今は嬉しく思う」って、あの頃はきっとコンプレックスに思っていた身長の差を自分達だけの特別にしてしまえる翔ちゃん、大人になっているのが伝わってくるし、いつからこんな大人っぽい声で歌うようになったんだろうってドキドキした。「思い出ってさ、恋を愛へと変えてゆく魔法」なんて歌われたらあの頃を思い出して愛が溢れ出して仕方なかった。好きな歌詞、フレーズを上げ始めたらキリがないけれど、それくらい本当に本当に大好きな曲で、何度も何度も聴き続けてました。

プリライ6thのセトリを予想するときに、マジレジェでの新曲ソロだし絶対やるだろうなって思ってたから、「初恋はまるで桜だ」「命を燃やしてまた春に」「更なる綺麗な花と咲く」って、ピンク色のペンラの海で歌う翔ちゃんを想像して勝手に幸せな気持ちになったし、きっとそのペンラの数と同じくらいたくさんの初恋が咲くんだろうなって思ってた。どんな風に歌うんだろう?しっとりと優しい曲だから、今までとちょっと違う雰囲気で歌い上げるかな?花道をゆっくりと歩きながら歌われたらあまりのかっこよさにどうにかなっちゃうかもって、いろいろ想像してライブ当日を迎えたんです。

 

当日はもちろん最初っから爆上げテンションでうたプリサイコ~~~~!!!!って感じで、ST☆RISHソロ曲のターン一発目からトキヤがHAYATO様連れてきたりするからもうライフゲージがずっと瀕死状態って感じなのに、次は誰が来るんだろうってヘロヘロになりながらステージを見つめてたら、もう脳に刻み込まれてるイントロが流れて来て、一瞬にしてピンクに染まる会場が見えて、でもステージの上には誰もいなくって。ペンライトとうちわを抱きしめながら辺りをきょろきょろと眺めたら、スクリーンに映し出されたのは客席から登場する翔ちゃんの姿で。
考えていた形とあまりにも違っていてびっくりして、動揺しながらもそこに映る翔ちゃんは私が想像してた通りのかっこよくて優しい表情をしていて、”成長”を感じてました。でも、でもね、ゆっくりと階段を降りた翔ちゃん、前を向いてにっこり笑ったかと思ったら「じゃーーーーん!」って効果音が付きそうなくらい堂々とピンク色のタオルを取り出して、思わず「振るんかい!!!!」って笑いながら突っ込んでしまった。だって、この曲で振るだなんて思ってなかったから!(笑)
ここからはもう完全に予想を裏切られて、タオルは回すしトロッコに乗って全力笑顔で客席に手を振りながら歌うし楽しそうにぴょんぴょん飛び跳ねるし…。相変わらずだなあって思ったけど、その相変わらずがすごいなあとも思ったんです。環境が変わったり責任が増えたりたくさんの変わらざるを得ないことがある中で、私たちに見せてくれる姿は何にも変わらない、私が初めて恋した翔ちゃんそのもので、その瞬間に初恋がまた始まった気がしました。歌詞そのものは成長が垣間見える歌詞になっているけど、それを歌う姿はあのころと変わらないからこそ翔ちゃんのことを好きでいる限り何度でも「初恋」を始められるんだろうなって確信した。

 

何よりも、ステージの上じゃなくって私たちと同じ目線から登場してくれたのがどうしようもなく好きだった。等身大の翔ちゃんと並んで歩きながら恋をしてきたんだったなあって、思い出したりして。「今までもこれからも、その手をずっと離さないからな!」「これからもずっと、お前の為に歌い続けるぜ!」って、そんな風に真っ直ぐ言ってくれる人の事を好きになれて本当に幸せ者だなって思いました。いつも通りで変わらな過ぎて、この曲にまでC&Rが入ってるの、どうしようもなく愛しかったりしました。そりゃ翔ちゃんのことはめちゃめちゃはちゃめちゃLOVEだけど!!!!好きが溢れて感情が大洪水起こしてるせいで言える状態じゃないって!!!!(笑)
「心音胸に鳴り響く限りお前を守ってゆきたい」って歌う時に、ぎゅっといとおしそうに心臓のあたりの服を握りしめたのが印象的で。心臓病を患っていた翔ちゃんにとって、心臓の音がしっかりと聞こえることは全然当たり前じゃなくって、大切で大事なその音が鳴り響く限り、隣に居てくれるって約束してもらえるのって、どんなに幸せなことなんだろうって考えだしたら、楽しいのと苦しいので笑いながら泣いてた。

 

うたプリを好きでいる私には、学生時代に翔ちゃんと出会って、二人で切磋琢磨しながら頑張って来た私と、ST☆RISHである翔ちゃんに出会って、来栖翔担としてピンクのペンライトを振って来た私がいるけど、翔ちゃんの前回のソロ曲である「すべてを歌にっ!」は後者の私にダイレクトアタックしてくる、アイドルとしてきらきらに輝いている歌で、今回は前者の私が浄化されて、翔ちゃんとまた手を繋いで笑い合いたくなる歌だったなあと思います。この歌を聴いていると向かい合っておでこを合わせて笑い合う姿がいくらでも想像できちゃうんですよ。

 

小さな体で全力投球しながら笑顔と愛を届けてくれる翔ちゃんが大好きだし、これまでもこれからもずっと応援し続けていきたいと思いました。いつまでも何度でも「初恋」を始めさせてくれる翔ちゃんと、これからも新しい過去を生み出していきたいです。なんたってキラ星のリングを薬指にはめられてプロポーズもされちゃったしね!!!!!!みんな結婚式には来てくれよな!!!!!

 

♪初恋をまた始めよう(http://j-lyric.net/artist/a054544/l03cc9e.html

♪すべてを歌にっ!(http://j-lyric.net/artist/a054544/l035d84.html

 

うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEレジェンドスター デュエットアイドルソング 来栖 翔&日向大和(通常盤)

 

www.utapri.com

 

来栖翔くんのソロ曲ひとつでブログを書いてしまえるぐらい最高のライブだったし勿論この曲以外も何もかも最高に楽しくて熱くて、めちゃくちゃ幸せで愛にあふれた空間だったので、既に発売が決定している円盤の方もどうぞよろしくお願い致します!DVD&Blu-rayどちらも7500円+税です!!!!!

テニミュに生きる、青春学園のみんなと、私。

タイトルの通り、ミュージカルテニスの王子様の話をします。青学9代目のみんながあのきらきらした世界で息をし始める前に、一度自分の気持ちをまとめておきたいと思って。でも思いっきりこじらせてるしただの懐古厨だし何なら元アンチだし多分何も面白いところは無いと思うので、それでも大丈夫だって思える人だけ、この話を聞いてあげてください。特に7代目の青学が好きな人にとって不快なことも書くかもしれないので、ちょっとでもむかむかしたら引き返してほしいです。
うじうじしてるし、すごく鬱陶しいけれど、一応最後は、テニミュが、青春学園が大好きなんだってきもちで終わるつもりなので、ご容赦ください。

 

くだらないかもしれないけれど、私にとってはずっとぐるぐると頭の中で渦巻いていた、テニミュの話。

 

 

「初めまして」と「卒業」 

私が初めてテニミュを観に行ったのは2ndシーズンの関東立海公演。分かる人には分かると思うんですが、この公演、6代目青学の卒業公演でした。


正直、2次元を3次元に表すことなんて絶対に不可能だと思ってた。それなのにどうして観に行ったのかっていうとこれまたテニミュに特に興味の無かったお友達が『春の大運動会2012』を観に行って「案外面白かったよ」って言っていたのを聞いたから。そうなの?って思って話を聞いて見たら、そのお友達のこれまたお友達がチケットを余らせてるんだって。「気になってるなら譲ってもらえるか聞いてみようか?」の言葉にもびっくりしたし、「好きな役者さんが今回で卒業だから、全国全部の公演回ってるんだって」って言葉には唖然とした。でもまあチケットが余ってるのはもったいないし、これもまた縁なのかなあと思って、人生で初めて、親の同伴なしで県境を越えた。夜行バスにも乗った。この時は、観に行ってみて「やっぱりね~」って「まあ面白かったけどこんなもんだよね~」くらいのことを言うつもりでした。ほんと、今思えば何様だよって感じです。

そんな何様は、舞台の上に生きる王子様に完全に心を奪われたのです。正直公演内容のことはあんまり覚えてなくて、ただそこに王子様が存在するってことでいっぱいいっぱいだった。DVDが発売されて改めてゆっくり見ることが出来てやっとどういう話だったか思い出したくらいで。会場に響き渡る力強い歌声が、私の大好きな青春学園の強さを表してた。

飛び散る汗も、苦しい息遣いも、ぜんぶぜんぶ私の憧れ続けたきらきらした青春の世界で、『テニスの王子様』が好きだってことに加えて、『ミュージカルテニスの王子様』のあの熱が好きだと思ったんです。幕が下りて、手が痛くなるくらい拍手をしたのは初めてだった。


王子様たちが一人ずつ頭を下げて袖にはけたと思ったら、また新しい音楽と一緒に舞台上に返ってくる。手に羽根みたいなの付けてるし、なんだこれ、なんだこれ!?って思いながら、でもすごく楽しい曲調だったからいちばん最後にこんなわくわくする歌で舞台が終わるのいいな~って思ってた。そんな呑気なこと考えてた。そしたら、王子様がぴょーんとこっち側に降りて、え!!!!!?????びっくりしてる間に皆通路を走ってくるし、なんとなんと私の席は横も後ろも通路だったので、いろんな人が通っていくの。最後にすごい爆弾落とされた!って思いながら、無意識のうちに菊丸英二くんを探してた。私の永遠の王子様。ゲンキンな夢女子なので、折角ならって。でも、見つけた菊丸くんはずいぶんと遠くにいて、そんなうまいこといかないよねって諦めて、その瞬間に、菊丸くんがこっちに走ってきた。頭の中まっしろになりながら手を振ったら、立ち止まってにっこり笑って手を振ってくれて、ボロボロ泣いた。生きてた。ずっとずっとどうしようもなく大好きだった私の王子様が、生きてたって、そう思った。

掌返す、って本当にこういうことだと思うんですけど、一緒に行ってくれた友達に帰り道ずっと「無理だ」「生きてた」「菊丸ちゃんが!」「可愛い」って泣きついたし、友達はテニス原作自体もあんまり知らない人だったけど、「誰か来た!って思っておかゆの顔見たらびっくりするほど幸せそうで、(この人が菊丸ちゃんか~)って思ったよ」って笑われました。あまりにも分かりやすい。でも、ずっと焦がれ続けた王子様たちが目の前に存在していて、本当に幸せな時間で、また会いたいな~って思った。思って、気付いた。もう会えないんだって。

 

お家に帰ってから、「卒業」の意味をちゃんと調べた。私が恋をした菊丸英二にはもう二度と会えないんだって分かって、どうしてだろうって何度も思った。その後に『Farewell Party*1』のチケットをライブビューイングだったけど手に入れて、ちゃんとお別れしようと思って映画館に向かって、そのコンサートの中の演出のひとつに心臓を握りつぶされた。
ステージの真ん中にリョーマが立ってて、歌い始めたのが『ROAD』。そのリョーマを囲むようにして制服姿のレギュラー陣が登場して、一列に並ぶ。その後ろに、レギュラージャージを着た新青学が並んで、6代目と7代目が手と手を合わせて入れ替わるんです。初めましての準備なんかひとつもしてなかったし、青春の色をしたレギュラージャージを着た新しい青学を、6代目の皆が制服姿で見つめているその姿だけで、涙が止まらなかった。あの時の私にはあまりにも残酷だった。だって泣いてるんだもん。私の大好きな青学のみんなが、天を仰いで、俯いて、まっすぐに新青学を見つめて、泣いてるんだもん。客席から新青学へと飛んだ「頑張れ!」の声に、共感することは出来なかった。誰が悪いわけでも無くて、ただ私が準備しきれてなかっただけ。でも、私の知ってるリョーマが、私の知らない青春学園メンバーと歌ってる姿を、見てられなかった。だって、「だけど今は横一並び、手を握り合い喜び感じ合える距離さ*2」って、言ったくせに。まだ並んでいてほしかった。せめて、この卒業式が終わるまで。

そうやって結局、ちゃんとしようって思ったお別れは全くできなくて。私はテニミュを離れました。たった一回公演に行っただけのくせにって思う人、すごくいると思います。でも、たった一回だったから、一回しか行けなくて、悔しさしか残らなくて、だからこそこんなに引き摺っちゃたんだろうなあって。私にとっての青春学園中等部の12人は、彼等しかいないからって思ってたんです。全国への切符を手に入れた彼等に、全国大会で戦ってほしかった。

 

偶然の再会

それから、月日が流れて、今までより公演に行きやすい場所に住み始めても、私がテニミュを観に行くことは無かった。ただ、6代目の菊丸英二くんを演じていた小関くんのことは追いかけ続けてたから、舞台に行く習慣はあって、そんな時に、ひょんなことからテニミュに再会した。履修していた大学の講義で、テニミュが取り扱われたんです。ちょっとわくわくした、だって、テニミュの持つあの熱がやっぱり好きだったから。でも、映像を観るってなって、流れてきたのが『Dream Live2014』で、しかも『誰にも見えない糸』からの『最後のゴールデンペア』で、先生私のトラウマ知ってるの???って本気で思った。そんなピンポイントにえぐられることってある!?(笑)黄金ペアのおたくだから、何よりも新しい「黄金ペア」を受け入れることができてなかったの。
授業だから、観たくないです!って教室飛び出す訳にも行かないし、観た。流石に卒業から二年経ってたし、6代目を思って泣くまではいかなかったけど、ドリライやっぱ楽しそうだなあ~、くらいで、あの時ほどの心を揺さぶられるような気持にはなれなくって、でも、

 

「おーいし、きっとラストだ、ここに来るのは!」
「うん、俺たち、これからもずっと黄金ペアだぞ!」
「もち!」

 

って、涙をこらえながら歌うふたりを見た瞬間、どうしてだか分からないけれど、黄金ペアだ、って自然と思えたんです。私が初めて出会った菊丸と大石ではなかったけど、でも、ああこの二人も必死にこの世界で生きてたんだなあって。本当の本当に最後のときに、「最後だ」って歌うの、くるしいよね。私も、聞くのがすごくつらかった覚えがある。テニミュを愛してた6代目を知ってたから。そしてきっと、7代目のみんなの涙も、同じなんだろうなって、テニミュを愛して、くるしいこともつらいことも乗り越えて、舞台上にきらきらした世界を届けるために、必死だったんだろうなって、わかった途端に、頑なに7代目を受け入れなかった自分は、ばかだったなあって思えた。あんなに6代目を最初から見届けられなかったことを後悔したくせに、7代目を最初から見届けられる機会を自分から手放したんだってことに、初めて気付けた。本当に本当にもったいないことしたなって、心の底から思ってて、とりあえず2nd関東立海公演までしかなかった私のDVDの棚に、比嘉公演以降が増えました。きっと6代目が卒業したころの私に言ったって伝わらないことだけれど、また私が出会えるまで、舞台の上に生きてくれていた7代目に本当に感謝したんです。

 

そして偶然って重なるもので、そんな風に思ってた私のもとに流れてきたツイートが、8代目菊丸英二を演じている本田礼生くんの呟き。11月28日の、菊丸英二くんの誕生日に、「菊丸っぽく撮ってみました☆」って写真付きであげてくれたそれが、TLに流れて来て、また私の知らない菊丸が生きてるんだって思ったら、観に行かなきゃって。今度こそ見逃しちゃダメだって思って、気付いたらチケットを取ってた。そうやってまた「初めまして」をした青春学園のみんなは、やっぱりきらきら輝いてて。ここにたどり着くまでに随分と時間がかかって、結局8代目のことだって山吹、ドリライ氷帝しか見届けられなかったけど、でもたった1公演しか行けなかったあの時よりは、ずっと気持ちは落ち着いてる。千秋楽のあの日、あの場所で、8代目を送り出せたことも、理由のひとつかもしれない。

 


もう一回、「初めまして」

 

 6代目菊丸英二を通して、演じていた小関くんのことも好きになって、その後もずっと追いかけ続けて、いろんなお仕事を見た。どんな役でも輝いてたし、かっこよかったし、やっぱり好きだなあって思ったけど、どこか面影を探している自分もいて、それがすごく苦しかった。新しいお仕事が嬉しくて、頑張ってほしいって思ってたけど、それと同時に、もう二度と会えないんだなって言うことを突きつけられているような気がしてた。
でも、さっきも書いたけど私がこんなに引き摺ったのはやっぱり最後のその日をこの目で見届けられなかったこと、好きだって伝えられなかったことが大部分を占めていたんだろうなと、それが理由でちゃんとお別れが出来なかったんだろうなと思ってて。でも、この間ちゃんと伝えられたんです、「小関くんの菊丸が本当に大好きでした。」って。うんってしっかり頷いて笑ってくれたのを見て、憑き物は落ちたみたいだった。伝えられる時に伝えなきゃいけないし、会える時に会いに行かなきゃいけないって、私はテニミュを通して実感しました。

 

皆が7代目の話ばっかりするのが寂しくて、いつか6代目のことを忘れ去られちゃうんじゃないかってすごく怖くて、でも、テニミュの舞台上に彼がいる時間が終わってしまっても、彼がいた事実は何も変わらないから、新しい青学が息をし始めるからって、私の大好きな青学が消えちゃうわけじゃない。こせきくんの菊丸をずっとずっと好きでいながら、まりおくんの菊丸のかっこよさにどきどきして、れおくんの菊丸に魅力を感じる事は、なんにも矛盾してない。好きな人が、増えるだけなんだよって、やっと気付けました。これに気付くのに随分と時間がかかってしまったから、7代目のことはまだまだ分からないことだらけだし、8代目のことも最初から応援できなかったけど、でも、今こうして気付けて本当に良かった。どんなに6代目がいとしくても、今目の前で生きててくれる青学が、まぶしくて仕方ない。

 

だから、9代目に会えるのが、今はすごく楽しみです。初めて私が、一番最初から見届けていける青春学園の皆との出会いもきっと、熱くてきらきらな舞台の上で。

*1:6代目のための卒業式。

*2:6代目のための青学バラード「Good Bye Today」の一節。6代目とあまりにもリンクしてて、何度聞いても泣いてしまう。

誰かを応援するということ―舞台「チア男子!!」を観て

▶︎▷Live Performance Stage チア男子‼︎

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@AiiA 2.5 Theater Tokyo 12/9~12/18

 

12/9に舞台「チア男子!!」を観劇してきました。初日の幕が開けるまでの公式さんからの供給がかなり手厚くて、LINE LIVEやSHOWROOMを使っての生配信、2.5次元フェス(仮)でのコール&レスポンスの練習、FRESH!舞台公式チャンネルでの配信、そしてこれらで聞けるキャストの皆さんからの「絶対楽しい!」って言葉。正直期待値は爆上げだったし、幕が上がるその瞬間までずっとずっとどきどきしてた。

 

でも、この舞台はそのマックスまで上がりに上がり切った期待を更に超えて来るくらい楽しかった!!「あなたもきっと笑顔になる!!」のうたい文句通り、ほんっとにずっとずっと笑顔でいられたような気がするんです。もちろん、キャラクターそれぞれの悩み、苦しみが描き出されて、葛藤する心を歌にのせてぶつけられる時はこちら側も胸が苦しくなるけれど、そのうえできらきらと眩しく輝く彼らの笑顔のなんと幸せそうなこと!本当に本当に最高の舞台。こんな形容詞でしか伝えられないのがもったいないくらいにきらきら眩しくて熱くて、胸が苦しくなるような青春があるあの舞台を、お願いだから皆に観に行ってほしい、そんな気持ちをぶつけるために久し振りにはてなブログを開きました。一応核心に触れるようなネタバレは避けるつもりなんですが、もし既にこれからチア男子の観劇予定があって、ほんの少しでもネタバレ見たくない!って人はご注意ください!

 

道道場の長男・晴希は大学1年生。
姉や幼馴染の一馬と共に、幼い頃から柔道に打ち込んできた。
しかし、無敗の姉と比べて自分の限界を察していた晴希は、
怪我をきっかけに柔道部を退部。

同じころ、一馬もまた柔道をやめる。
一馬はある理由から、大学チアリーディング界初の男子のみの
チーム結成を決意したのだ。

それぞれに事情を抱える超個性的なメンバーが集まり、
チームは学園祭での初舞台を目指すが……。

 

(「チア男子!!」公式パンフレットより)

 

 不器用でまっすぐな男の子たちが、ただひたすらに、やっと見つけた「やりたかったこと」をみんなで成し遂げる。トップに立つことに少し恥ずかしがるハルに対して「あいつも主役だ、こいつも主役だ!」って言うカズ。応援することで主役になるから、ここにいるみんなが主役で、客席の私たちだって主役になれちゃう。全員が主役だって言葉通り、キャラクターは誰1人として脇役になんてならなくて、ひとりひとりにきちんと焦点を当てて描き出してくれるから、全員が顔を見合わせて笑うその瞬間が、何よりも幸せな気持ちでいっぱいになるんです。

 

自分の目的のためにみんなにチアを「やらせてる」んじゃないかって悩むカズも、姉との約束に縛られて前に進めずにいるハルも、自分の言葉によって誰かを傷つけることを怖がる溝口も、変わりたいのに変われなくて悩むトンも、なんでも出来るイチローに対してコンプレックスを抱く弦も、努力してもなかなかうまくいかないことを見つけて「悔しい」という感情を抱くイチローも、過去の事件でスタンツを怖がる翔も、みんなみんな、本当に不器用で、いつだってひとりで抱え込んでるから、観ていて本当にもどかしかった。でもその葛藤を丁寧に描いてくれるからこそ、最後の笑顔が一際輝くんだなって。

ひとりにあてる時間が長いから、話の展開のスピードは結構早いんだけど、それでも置いてけぼりにならないのはたぶん歌がきちんとミュージカルの歌として機能してるからだなって。歌詞のひとつひとつに重みがあって、彼らの心の中を表現するのにすごく大切なものになってると思う。そしてキャスト陣の歌のうまいこと!まっすぐ心に響く歌が苦しい時もあるし、爽快な時もある。何かを成し遂げようとして全員で頑張ろうとする中で壁が立ちはだかって、でもそれをなんとか乗り越えて成功させる、そんな王道のストーリーだけど、そのおかげでわかりやすく泣けて笑えて、きっと終演後には「あ〜〜楽しかった〜〜!!」って気持ちになれると思います。わたしはそうだった!

 

そして舞台自体がすごく楽しいのはもちろんなんだけど、チアのシーンでのコール&レスポンスがこの舞台ならではで、舞台上のキャストに声を届けられる機会ってなかなか無いからめちゃくちゃ楽しいんです! 元々ジャニーズ畑の人間だから、煽られるの大好きだしC&Rなんて大好きに決まってるし、客席の声を受けて嬉しそうに笑う姿が何よりもいとしくて。チアやってるときのみんな、ほんっとにキラキラしてるんですよ。客席のみんなが「最後のキャスト」で、私たちがそこに座っていないと成立しない、完成の姿を見ることが出来ないこの舞台だから、ぜひとも、ぜひとも生で観て欲しい!!!「Live」Performance Stageなんです!アイアの天井に届きそうなほど高く高く飛ぶジャンプに圧倒されることができることなんて、きっとここ以外じゃ経験できないです!!!! 

 

私は本田礼生さんのおたくなので、基本的に推し定点してしまうんですけど、それを後悔するぐらいに舞台のあっちでもこっちでもかっこいいパフォーマンスが繰り広げられてて、目がいくつあっても足りなくて!そうそう、本田さんがすごくすごく動ける人だって知ってるだけに、失敗する演技とか、下手くそな演技がすごく自然なのにもびっくりさせられました。みんな稽古を重ねてここまでで完璧に出来るようになってるに違いないのに、そのバランスをわざと崩すって絶対こわいと思うから、「出来ない」もきちんと描いて成長を見せてくれる、そこもまたチアステの胸を熱くさせるポイントかなって。技が成功した瞬間のハルの笑顔、ちょ〜〜〜〜〜〜かわいいんですよ!!!!!!贔屓とかじゃないです!!!!!よっしゃ、ってガッツポーズ、思わず拍手してしまう。そんなシーンが何度もなんどもありました。

ほんとに、かっこいいパフォーマンスが好きだとか、ちょっと元気が欲しいなとか、なんでもいいから楽しい気持ちになりたいなって人とか、熱い青春の王道ストーリーが好きな人とか、とりあえず一回でいいから観てほしい。ちょっとでも迷ってるなら観ないと絶対後悔する!!!!キャスト陣の得意なものを披露するアンコールパフォーマンスもかなり見もので、あまりのかっこよさにちょっと動けなくなるくらい。役者さんが「自分」として舞台上でここまでめちゃくちゃかっこいい姿見せてくれる機会、なかなかないでしょう!!!!舞台の物語はもちろん、歌もダンスもチアもパフォーマンスもぜんぶぜんぶ詰まってて、お腹いっっっっっぱいになる!!

 

この舞台、特に私は「誰かを応援している人」に観て欲しくて。誰かを応援することって、物語の主役にはなり辛い。はたから見て主役に見えるのって、やっぱり「応援されている人」だから。私は私が好きなきらきらした景色を見せてくれる人を応援できるなら主役じゃなくたっていいと思ってたけど、でもさ、そんな応援してる人に「誰かを応援することで主役になれる」「ここにいる全員が主役だ!」って言われるの、びっくりするほど泣いてしまった。それを歌っているのは「ハル」であって「礼生くん」じゃないんだけど、でも時折「キャラクターと観客」を飛び越えて「キャストとファン」の関係性にダイレクトにぶつかってくる言葉があって、本当は観劇中、うれしいとかくるしいとか、いい意味で感情がぐちゃぐちゃだったんですけど、でも、でもね。なんども言うようですが、そんなぐちゃぐちゃをどっかに吹き飛ばすくらいの最高のパフォーマンスを魅せてくれるから!だからお願いします。どうか彼らの声がもっともっとたくさんの人に届きますように!!!!

 

最後に初日ダイジェスト映像と当日引換券の詳細へのリンクをぺたっとして、私は今日もチケットを握りしめてアイアに向かいます!

 

 

 

youtu.be

www.cheerboys-stage.com

 

 

ジャニオタいちねんめ?

2015.1.1に1歳の誕生日を迎えました。妹弟でも姪っ子甥っ子でもなく、私自身が。ジャニーズという、関ジャニ∞という沼におっこちてもう1年も経つんだなあ、なんてしみじみとしている今、ちょっとこの1年を振り返ってみようかしらと思い立ってなんだか流行っている?らしいはてなブログのIDを取得してみた。…のだけれど。中学の時からつけている日記帳が未だに一冊終わらないあたりから自分が筆不精なことは十分わかっているので、無理せず書きたいときに書いていこう、なんて思っていたらもう新年度が始まりそうです。いやあ、1歳と3ヶ月、になってしまった!

なんて書いてたらびっくりすることにもうすぐ2015年が終わります。筆不精にもほどがある、ぞ!(笑)

 

元々熱しやすい性格だったから、沼だと言われるあっちこっちに手を出しては見事にハマってきていた。けど、ジャニーズにだけはとんと興味がなかった。テレビをあまり見ない子だったのもあると思うけど、今になって昔を振り返って見ると、意外とジャニーズ自体に触れる機会は多くあったみたいで、あれ?私そのドラマ見てたや、あの人出てたんだ!?みたいなことがたくさん。残念なことに内容は見事に頭からすっぽぬけているけれど。

そんな感じだったのに、なんで今、なんでこのタイミングで、しかも関ジャニ∞だったのか、答えはきっと簡単で、「ライブに行ったから」なんだと思う。初めてのジャニーズのライブ、私にとっての未知の世界。そこに足を踏み入れることになったのは、二つ上の姉のおかげ。

「ライブ行く?」と、聞かれた時にはびっくりした。え、なんで私?と思ったけど、お姉ちゃんはもちろんお母さんも行くらしいし、それなら「チケットあるなら行く〜」なんて今にして思えばあんなに簡単にチケットを手に入れられたことがすごいな、と。そんなこんなで年始早々福岡に飛んで、初めてのライブへ!グッズに並んで、何を買うか姉と分担作業をしていたときに、うちわの存在を思い出す。あ、誰のうちわ買おうかな、と言う相談に対して、姉からの「あんたはヤスでしょ?」というお言葉。うん、確かに、その日はしっかりと青い服を着ていました。そんなこんなで安田章大さんのうちわを購入。家でライブDVDを見ているときは横山さんと渋谷さんと安田さんにキャーキャー言っていたのだけれど、購入したうちわのおかげ(せい?)で、私は安田さんが好き、と勝手に洗脳されて入ったライブではもちろん目は安田さんばっかりを追いかけていて、どんどん好きになる、どんっどん好きが積もっていく!あー、ちょっと、これはやばいんでないの。って、おもった、ような気がする。自分でも思うけど随分ちょろい。

 

でも、目の前であんなにきらきら輝かれて好きにならないはずがないんです。小さいころから「青春」に弱かった。みんながひとつにまとまって何かを作り上げる、達成する、そういうストーリーに弱かった。私もそういう物語の一員になりたかった。その憧れの対象がずっと物語のなか、文字や絵の上だったんだけれど、いつの間にか同じ次元まで降りてきていた。いや、二次元から三次元だから上って来たのか。彼らはきっと、いわゆる青春と呼ばれる時代をあのステージのうえで過ごしてきて、そして今もまだあの場所できらきら輝く青春を謳歌しているんのかなって思う。きれいなだけじゃない、泥だらけで、汗だくで、必死にしがみつく、そんな青春。ひどく眩しくて、うらやましくて、私なんかが手を伸ばしても届かないけれど、ライブに参加した時だけは会場全部巻き込んで楽しい気持ちを伝染させてくれる、そんな関ジャニ∞を、知ってしまったから。私はまだまだ知らないことばかりだけど、たぶん知らなくていいこともあるし、気儘に全力でジャニオタやっていければいいな、と、もうすぐ3年を迎える今やっとジャニオタとしてのスタンスが固まってきたところです。

 

楽しく楽しくそれから楽しく!好きを好きのまま抱えておくのにだいじなことをきっとそれだけ。いろいろ言ったけど、とにもかくにも安田章大が私の好みだったんですよね。ギャップが魅力な男前。これからもその笑顔で私を魅了してください。

 

まだまだ赤ん坊なジャニヲタは、今日も彼のかっこよさで生きています。